ITエンジニアが転職で年収アップする方法

社会問題 IT業界の多重下請構造

IT業界の体重下請け構造、IT土方の実態は社会的問題になりつつあります。

多重下請け構造は受託システム開発における発注者を頂点としたピラミッド構造をしています。建設業界のゼネコンと似ているためITゼネコンなんて言われたりもしますね。

発注者から元請(プライムベンダーとも言われます。)、二次請、三次請・・・と仕事を下していき、底辺に行くにしたがって中間マージンが発生するため下層の土方エンジニアたちが得る給与は少なくなります。

また、下請けに出す理由としては請けた側の技術力不足ではなく単に人材不足が理由となっており、その次の下請同士が下されてきた仕事を得るために競い合うのは技術力ではなく、いかに安く仕上げられるかという価格です。

高次下請業者としては自社がやってもメリットのない仕事を下におろす時は安く仕上がった方が自分達の取り分が多くなりますよね。
このようにして下層ITエンジニア=IT土方の給料は低くなっていってしまうのです。

以前SEが不足しているとマスコミで取り上げられていましたが、正確にいうと、IT土方が不足しています。だれも仕事はきついのに見合った対価を得られない仕事を続けないでしょう。ですから離職率も高く、SEが不足するという事態になるのです。

IT土方のエンジニアが転職して給料を上げる方法

IT土方のエンジニアが給料を上げるためには前に記載したように転職しかありません。

または、それまでの技術を生かしてフリーランスでいくという手もありますが、IT土方をしていると工程テストやコピペのようなプログラミングしか回ってこないのでスキルアップできない上、マネージメント能力は全くと言っていいほど身に付きません。

スキルのないフリーランスに仕事を頼む企業なんてないですよね。依頼があっても結局仕事内容はIT土方という落ちがつき、会社でIT土方をやるか、自宅でIT土方をやるかの仕事場の違いしかなくなり、フリーランスという選択肢はなくなります。

また、転職したとしても同じ下層の下請企業に就職したのでは同じことです。
給料を上げるためには元請に行くか、給与の高い他の業界へ羽ばたいて行くしかありません。

★参考⇒SEが転職して給料を上げる方法

下請けから元請けに転職する方法

実は下請け企業で働くSEが元請け企業へ転職するのはよくあることです。
下請企業に技術力の高いいい人材がいたら、上の企業はほしいですよね。
あからさまにヘッドハンティングすることは問題ですが、退職したと思った同僚が翌日から元請に在籍していたなんていうことは珍しくもないのです。

ではどうしたら価値のある人材だと気づいてもらえるでしょうか。
それは元請に自分は上昇志向の高い人材だと気付かせることです。
与えられた設計図から上流工程を分析したり、元請の担当者とコミュニケーションをとるようにすることも重要です。

自分のところに流れてきた資料からいかに上流工程のスキルを得るか日々研鑽し、注目の人材となることでヘッドハンティングの可能性も高まります。

また、下請けでは身につかない業界知見やプロジェクトマネジメント力も上流から盗んでいけばおのずと力はついてくるものです。
例えヘッドハンティングされずともそういった姿勢は転職活動で優位に働き、自分の希望する職場への近道となります。

ITスキルを生かす 給料が高い業界とは

まず、ズバリ給料が高い業界(今回は30代で比較)は銀行、情報・通信、証券業です。
IT業界と全くの畑違いかと思いきや実はそうではありません。

これらの企業はどれも個人情報や個人資産、企業の機密事項を扱うため、セキュリティー対策にはこれでもかというほどお金をかけている業界なのです。
ですから常にITセキュリティー部門の求人を出しています。

しかし、どこもお堅い業界なので自分で転職サイトから応募してもまず、面接の機会をもらうことはできません。それらの業界を転職のターゲットとするのであれば転職エージェントの存在は必須でしょう。

転職エージェントに相談

企業がなぜ転職エージェントに求人を依頼するのかというと、転職エージェントによって求職者がスクリーニングされ、質の良い人材を紹介してくれるからです。
そのためIT業界ではない異業種の高収入業種はとてもハードルが高いと言えます。

転職エージェントに登録すると担当のコンサルタントが付きますが、給与の高い業界への転職を希望してもライバルが多く、自分のスキルが劣ればコンサルタントに求人企業を紹介してもらうことすらできません。

求人企業は転職エージェントの人材のスクリーニング力を信頼しています。
ですから転職エージェントを利用して高待遇の仕事に就くにはまずはコンサルタントに「コイツはスキルが高い、コミュニケーション能力もある!知識も豊富…」と思わせなければなりません。

そのために必須なのは自分の培ってきたキャリアやスキルの棚卸です。それはSEの仕事における棚卸だけではありません。仕事以外から得た知識や技術、能力も含まれます。

このように自分の持っているアピールポイントをすべて明確にしておかなければ企業の人事はおろか、コンサルタントさえ説得できないでしょう。

キャリアやスキルの棚卸、つまり自己分析ですが、重要なのは客観的に分析するということです。
主観で自己分析をして自分がアピールしたいところだけを羅列しても企業側からしてみれば不要なスキルかもしれませんし、ただの押し付けでしかありません。

ここで出番なのが転職エージェントです。転職エージェントのコンサルタントは求人企業の人事の打ち合わせはもちろん、
実際働く職場雰囲気や上司からの聞き取りを事細かに行っているので企業側がどういった人材を欲していて、求職者のキャリアやスキルとどこが重なっているのかを調べて上げてくれるのです。

そして、企業が求める人材像と求職者の希望や能力がマッチングすれば採用率は非常に高くなります。

企業との面接が決まれば転職エージェントのコンサルタントは面接のコツを指導してくれたり、模擬面接といったサポートも行ってくれます。

面接にはコンサルタントも同行しますので心強いですね。
こういった手厚いサポートを受けることができる転職エージェントは転職活動には必須だと言えますね。

★SEの転職に役立つサイト⇒SE転職ちゃんねる

年収アップに繋がるスキルアップ

技術スキルだけでは食べていけない

今の年収をアップさせたいですか?あなたは今何ができますか?アピールできるスキルはありますか?
仕事とは、本来自身のスキルを売ってお金を稼ぐ手段であり、それがチームワークになったものが会社です。
もしあなたが技術スキルを上げて、ベンダー認定試験をクリアしたいと思っているのならば、やめたほうが良いでしょう。技術スキルだけでは年収をアップさせる事は難しいからです。

仕事とは問題解決というバクチである

仕事とは、自分のスキルの対価として報酬を得る事です。しかしビジネスは必ずしも成功する訳ではなく、そこには博打と近い要素を持っています。
技術スキルが高いだけのエンジニアの場合、技術的な問題解決は出来るのかもしれません。しかし人間的問題解決はどうでしょう?資金的・リソース的問題解決はどうでしょう?
実はIT業界に問われているのは、顧客の問題解決であり、大きな問題の解決なのです。

ごはんは主食だけではなく、おかずも大事!

技術スキルは主食です。しかし、おかず…味噌汁、サラダ、焼き魚といったおかず(副菜)があり、はじめて食事として成り立ちます。
さて、ITスキルにおけるおかずとは…と考えてみると、マネジメント(人・プロジェクト・時間リソース・資金リソース)であったり、顧客の業務知識、経営や経理に関する知識など、とても幅広い事に気付かされます。

今業界に問われているのは「マネジメント力」

近年のIT業界では、技術スキルはある程度頭打ちしており、むしろマネージャ・プロマネが欲しいという企業が多いです。具体的に全体を見渡してリソースを調整する役目、というのがマネージャの役割となります。
また、マネジメントの為には業務知識や経営知識も付随して必要となり、これらを得られるとポジションや年収がアップする、と言われています。

石の上にも三年

1つの環境(会社)で3年間頑張る事を目標にしましょう。1年未満での短期の転職を繰り返すと、ジョブホッパーとして転職業界から嫌われる傾向にあります。
また、「3年間その環境で出来る限り頑張って、成長できなくなったので転職します」という方の方が、今後の成長を期待できます。

年収アップとは、何かとのバーターである

しかし、実際年収アップして転職してみると、今度はプライベートの時間がなくなっている事に気付かされる事があります。気づいたら1日終わっていて、気ついたら週末も終わっていて、気が抜けない、という生活になる方が多いようです。
時間だけではなく、プライベートでの人付き合いも限定的になりますし、食べるものもだんだん変わってきます。

おわりに

年収をアップさせたいのは皆さん同じですよね。でも、一番大事な事として、自分の本当に好きなこと・やりがいのある事でお金を稼げているか、もう一度意識してみましょう。

外資系IT企業で年収1,000万に行く為に

年収1,000万…

IT業界ではよく年収の話にもなりますが、所謂「年収1,000万」の人に会ったことはありますか?僕はあります。もちろんそれを超える事もできますが、今回は「外資系で年収1,000万」と言われる人についてお話したいと思います。

明日はポジションが変わっているかもしれない。

まず外資系企業では、ベンチャーの次くらいにポジションは安定していません。明日出社したら入館カードや机を取り上げられる事もザラです。
また、ある大手外資系IT企業では、連続してノルマを達成させる事を前提とし、3期連続でノルマを達成出来なければポジションチェンジとなります。また、人事が次のポジションを選んでくれる訳ではなく、自身で別部署へリクルーティングをしなければいけません。
実際顧客のポジションから観ていても、先週の担当者と今週の担当者は異なる事が多々あります。また、場合によっては日本のオフィスそのものが閉鎖になり解雇、という場合もあります。

クラウドによって不要になった人材はどこでも要らない。

コンピュータの進化により、人がこなさなければいけない仕事はどんどん減りつつあります。代表的な進歩として、Amazonの倉庫作業が挙げられるでしょう。以前はハンディ端末に、行き先・時間・ピックアップする商品といった情報が表示され、水しか持たされていない倉庫員が歩いてピックアップしていました。しかし、それらは今やロボットに置き換えられてしまい、梱包作業のみが倉庫員の作業となりました。
同様に、メールが・メッセンジャーが・クラウドが出来た為に、それまであった仕事が明日はタクシー運転手になる事も多々あります。
その為、彼らは日々スキルの向上とアピールに努める必要があります。

技術スキルだけではない、総合力で評価される

技術スキルだけではなく、何年もの時間を経て培ってきた様々なスキルの総合力で評価されています。例えばLinuxに関する詳しいスキルだけではなく、バグを報告出来る程度の英語力、プレゼンテーション力、時間やリソースなどのマネジメント力。…これらは一朝一夕で身につかず、10年以上の時間を掛けて身に付けるものです。

必ず停滞期はある、しかしそういう時に転職する。

もちろんすべての人が右肩上がりにスキルアップした訳ではなく、ターニングポイントを経てスキルアップし、停滞する時期もあります。しかしその停滞が環境によるものであれば、思い切って転職する事も悪くありません。

日本のエンジニアは安い

さて、日本では年収1,000万円は高いと思われていますが、シリコンバレーを中心とする海外では至極一般的なことです。現在の為替相場を観ていただければわかりますが、日本のエンジニアは外資企業から安く使われているのです。

おわりに

様々な要素を併せ持った結果、偶然現在年収1,000万円という方もいらっしゃいますが、ほとんどの方は「収入は結果論であって、必要なスキルを身につけて活動していたらそうなっていた」という方がほとんどだと思います。一朝一夕ではなく、日々黙々と活動されていった結果そうなったようです。

高収入を目指したIT転職

高収入を得ることを前提にして、IT転職を考えることもあるでしょう。
しかし必ずしもIT転職で高収入を得ることが出来るわけではありません。
IT関連の仕事にもいくつかの種類があるので、その仕事の内容によっては収入アップも夢ではないでしょう。

しかし転職をしてすぐに収入がアップするというわけではありません。
今の収入と転職後の収入モデルを転職をする前に確認しておく必要があります。

最初から高給を提案してくる業者はかなり怪しいですし、ブラック企業の可能性もあります。
採用してもすぐに退職をしてしまう人が多い場合であったり、残業が多い場合なども考えられるので、高給を提案してくるようなところは怪しいと思ったほうがよいでしょう。

高給を目指して、IT転職をする場合には外資系企業も頭に入れてみるとよいでしょう。
外資系の企業というのは、基本的に能力主義の場合が多く、その人の能力に応じて給与が決まってくることが一般的です。
また能力が高ければ、年功序列を気にすることもなく、どんどん昇進をすることが出来るので、それに伴って給与も上がっていく仕組みになっているところが多いのです。

しかし外資系のIT転職というのは、求められる能力もかなり高いということがあります。
場合によっては語学力も求められるので、語学力も高くなければいけないということもあります。

一般的に転職をする際には35歳がリミットだと言われていますが、IT業界の場合には年齢はあまり気にしないというところもあります。
ある程度のキャリアを持っているので、即戦力になりやすいですし、最初は給与もそんなに高くなくてもよいということがあります。
中にはある程度のキャリアを積んでいる人のほうが人件費を抑えることができるし、即戦力にもなるということで積極的に採用をしている企業もあるくらいです。

IT業界の仕事も様々なので、どういう仕事を選択するのかによって収入も大きく異なります。
企業によっても給与は異なってくるものなので、納得できる給与と仕事内容を調べておくことが大事です。
事前に転職をしたいと考えている企業の情報をチェックしておくことも必要になります。

より高収入を得るためには、IT関連のレベルの高い資格を取得するなど自分に出来ることをしっかりと行って、その資格を自分の武器とすることが出来るようにしておくとよいでしょう。
誰もが持っているような資格であっては意味がありません。

ブランクがあってもIT転職は可能か?

一般的にどんな転職をする場合であっても、ブランクが空きすぎてしまうと転職もしにくくなるという傾向があります。
IT業界はその動きが目まぐるしいということもあるので、ブランクが空いてしまうと、転職が不利だと言われています。

しかし魅力的な人材であれば、1年程度のブランクまでは気にしないという企業もあります。
様々な事情で転職をしなければいけないということもあります。
今は転職をするのが一般的な世の中になっているので、ブランクもなく転職をすることが出来る人の方が少ないです。

IT業界はハードな仕事でもあるので、今の仕事を続けながら転職活動を行うことが困難な場合もあります。
退職をしてから転職活動を行う人もいるかもしれません。
しかし、すぐに転職先が決まる保障はどこにもないので、できるだけ今の仕事を続けながら転職活動を行ったほうがよいでしょう。

IT転職を行う場合でブランクがある場合には、ブランクがマイナスにならないように、採用をしたいと思える人材になることが大事です。
レベルの高い資格を取得したり、転職に前向きな人であると思ってくれるように、面接時にもハキハキと答える練習をするなど、自分でできることを行っておきましょう。

IT転職を考えている場合で、ブランクがあってもそのブランクをあまり気にせずに就業をすることが出来るコツを教えてくれる転職エージェントもありますし、正社員ではなくまずは派遣や契約社員から始めて就業をしてみるのもよいでしょう。
ブランクや転職回数を全く気にしないで採用をしてくれるところもあります。

ブランクや転職回数はその人だけの責任ではありません。
業績悪化で仕事がなくなってしまったことにより、転職を余儀なくされることも十分に考えられます。
それだけ流れが激しい業界であることも忘れてはいけないのです。

IT業界に限らず、ブランクがあるとその人の仕事に対するモチベーションが低くなってしまっていることがあります。
仕事をしていない期間が長すぎてしまうと、生活のリズムも中々取り戻すことが出来ないということもあるので、採用を渋ってしまう企業もある、ということは頭に入れておくとよいでしょう。

半年以上のブランクがある場合、その理由を面接で問われることもあるので、正直に話すことも大事です。
虚偽の回答は絶対に行わないようにしましょう。

またIT業界から転職をしてブランクが出来、再びIT転職をする人も多いので、その際の理由も分かりやすく説明できるようにしておきましょう。

別業種からIT転職をすることは可能か?

元々IT業界で就業をしていたが、別業種への転職を行っている人もたくさんいます。
別業種からIT転職をする人もいますが、逆のパターンも十分考えることができます。

ITの知識を持っているのであれば、別業種で仕事をするのはもったいない、と考える人もいます。
全く違った業種でしかもパソコンを利用することがない仕事の場合には、ITの知識を生かすということができません。
IT業界はかなりハードですし、大変なこともたくさんあります。
ですから精神的に疲れてしまって転職を考える人もいます。

実際にIT業界から運送会社、印刷業界などに転職をした人もいます。
今までとは全く違った仕事なので、新鮮に感じることができますし、環境も異なってくるので、新しい一歩を踏み出したと感じることが出来るのだそうです。
ITの知識を生かすだけが転職ではありませんし、少し離れてみるのもいいかもしれません。

また転職ではなく、社内で別の部署に異動をすることにより、全く違った仕事を行うことも可能です。
社内SEに異動をした経験のある人はIT関連の他の仕事をしていると、社内SEは優遇されているし、脱獄先として人気が高いということがあるそうです。
独特の仕事でもあるので、同じ企業の中であっても別世界に感じることもあるそうです。

大手のIT業界から別業種へ転職をした人の中には、10年間はとても大変だった、という人もいます。
もちろん、転職した先の業種によってもその感覚は異なりますが、IT関連業を行っていた時のキャリアが全く通用しないようなところであれば、大変だったと思うことが多いでしょう。
常識だと思っていたことが非常識だったり、企業の色に染まっていると、それを修正していくことが大変です。

今までと違う仕事をしたいから、IT転職を行って別業種へと考える人もいますが、本当に今までのキャリアを生かすことのない仕事であってもよいのか、ということをしっかりと検討したほうがよいでしょう。
逆に別業種からIT転職を行う際には、経験者が優遇されることが多いので、他の人とは違ったハイレベルな資格を取得するなど、知識をしっかり習得しておくことも大事です。

転職はどの業種であっても大変です。
好きな仕事に就くことが出来る人もそんなには多くありません。
IT業界は向き不向きもあるので、早い段階でそれを見極めることも大事です。
今までのキャリアを活かすことが出来ないのであれば、とにかく勉強をするしかありません。

IT転職から別業種へ進むこと

IT業界で培ってきたことを生かし、別業種へ転職を考えた場合、どんな道があるのでしょうか?
IT転職に限らず、転職をする場合には即戦力になるのかどうか、ということが重要になります。
IT業界で得たことを転職をする業種では生かすことが出来ないということもあります。

IT業界は飽和状態でもあり、転職を考える人も増加をしています。
今までのキャリアは全く関係のない業種を考えてみるのもよいでしょう。
異業種への転職はリスクも伴います。
ですから、そのリスクもしっかり考えた上で転職活動を行っていく必要があります。

同じIT関連の仕事であっても、システムエンジニアは比較的別業種への転職が行いやすいと言われています。
営業職や接客業に転職をした人もいるくらいです。
さすがに営業職や接客業というのはその人の性格にも左右される仕事なので、どんなシステムエンジニアでも転職が可能な職種ではないでしょう。
社交性が求められる仕事なので、向き不向きがハッキリしてしまう仕事です。

実際、システムエンジニアから転職をした人の多くが異業種への転職を行っている、ということがあります。
パッケージソフト開発、汎用系からWEB系に転職などのある程度、親和性の高い業界、職種への転職を行っている人が多いですし、仕事内容も近いものがあるので、やはり転職が成功しやすいということがあるようです。

転職を行う際にはITのみならず、人材紹介エージェントや転職に関する情報を提供してくれる転職エージェントを利用してみるとよいでしょう。
自分のキャリアに見合うような転職先を探してくれますし、IT関連の仕事ではない全く違った分野で仕事をしたいという希望を伝えておくことによって、その希望を叶えてくれることもあります。

IT転職から別業種へ進むことは珍しいことではなくなってきています。
色々経験をして、自分に合う仕事を見つけるというのもよいですし、自分のキャリアを生かすことにもつながります。

反対に別業種からIT転職を行うともなると、経験者優遇される業界ということもあり、転職がスムーズにいかないことが多いです。
新しい知識、より専門的な知識を持っていないと出来ない仕事が多いです。
転職は即戦力の確保ということもあるので、一から教えなければいけないような人材というのは扱いに困ってしまうということがあるのです。

転職はよく考えた上で行っていく必要があり、いばらの道でもあります。

30歳IT業界の平均年収と将来は?

これから伸びる30歳

22歳で学校を卒業して、そろそろ仕事が回せるようになってきた頃の30歳。8年間苦楽をともにしたり、転職したりと色々だと思います。また、中には家族をもった方も居らっしゃるでしょう。
しかし、それぞれの環境に関係なく年収は自身のスキルに見合って設定されます。30歳および30代前半での例をもとに、ITエンジニアとしての今後を考えてみます。

年収はおいくら?

Tech総研の資料によると、30歳のIT系平均年収は471万円。
具体的には、「運用、監視、テクニカルサポート、保守」が平均477万円、「プロジェクトマネジャー」が733万円と、その職務内容によって格差がある事が伺えます。
しかし、「年収とは問題解決の対価」であり、職務内容から考えると妥当だと思います。

30代前半でプロジェクトマネージャー経験者は年収1,000万クラスに伸びるかも?

30代前半でプロジェクトマネージャーを経験している場合、そのプロジェクトが成功していても、失敗していても、ミスをしていても、とても大きい経験をしています。
そして、それら経験は今後に大きく響きます。もしここに語学力や業務知識・経営知識といったものが加わると、より大成し将来年収1,000万プレイヤーにもなりえます。

現場叩き上げのプロジェクトマネージャーになれる歳!

新卒の頃、とても基礎的な事しかやらせて貰えなかった事は皆さん同じでしょう。みなさんスタートは同じなのです。なので、その現場で出来る限りの事を尽くすことで、少しづつスキルアップし、いざというときに備えます。そしてチャンスを確実に捉えることで、現場叩き上げの人になる事ができます。

総合的なスキルアップを続ける努力を!

実はコンピュータはただの道具であり、手段ではありません。ですので、一番に業務知識、二番にマネジメントです。業務の問題を解決する道具がコンピュータであって、決して目的ではありません。
ベンダー資格を制覇するのも良いですが、語学や業務調整といった周辺知識も身につけるようにしていくと良いでしょう。

そろそろムリが効かなくなる歳でもある

昔は「プログラマ35歳定年説」というものがあったのですが、やはり徹夜が効かない、家族が出来た、持病ができた等、環境が変わっていってムリができなくなる歳でもあります。
もちろんムリする時も必要ですが、いざという時だけにしましょう。常にムリを続けると、いづれうつ病などの病気の原因ともなります。

IT転職は安定した生活を送ることができるのか?

誰もが安定をした生活を送りたいと思うものです。
安定というのは難しいことですし、安定をした生活というのはほぼないと考えてもいいかもしれません。
安定を求めて転職をする人も多いです。

IT転職の場合、転職をする企業の業績が安定をしていれば、安心感もあるかもしれません。
しかしIT業界は急激に業績が悪化することも十分に考えることが出来るので危険もともなります。
IT業界というのは、波があり業績が安定をしていても、急激に悪くなってしまうこともあります。
ですから、企業を見極めることはとても難しいです。

安定をした収入ということを考える人は多いですが、収入面だけではなく、前職で精神的にダメージを受けてしまえば、収入よりも精神面の安定を求めて転職をすることもあります。
IT転職の場合、その分野で仕事をするのかによっても、仕事のハードさは異なります。
ですから、どこの分野に転職をするのか、ということも考えていく必要があります。

収入を精神面の安定を手に入れたいと思ってIT転職をする場合には、ベンチャー企業は避けたほうがよいでしょう。
ベンチャー企業はまだやらなければいけないことがたくさんありますし、収入も一定ではない可能性があります。
遅くまで仕事をしなければいけないということもありますし、基礎となることがまだ構築されていないこともあるので、仕事に対する達成感は得られるかもしれませんが、不安定なことが多いです。
大企業であれば、安定はしているかもしれませんが、そこがブラックである可能性も捨てきれません。

ブラック企業に転職をしてしまうと、大手であっても精神面のバランスを崩してしまうことも多く、せっかく転職をすることができたのに再び転職をしなければいけないということになってしまいます。
ですから事前に企業の情報をしっかりと収集しておくことは大事です。

IT転職を考えている場合、安定を第一にしたいのであれば、IT業界専門の転職エージェントを利用してみるとよいでしょう。
そうすることによって的確なアドバイスを受けることもできますし、ブラック企業は審査の段階で契約をすることができないようになっている可能性もあります。

20代では収入面の安定を求め、30代では精神面の安定を求めてIT転職をする人が多いです。
ただし、安定にこだわって転職活動を行っていくと、失敗をする可能性も高くなってしまうので、十分に検討をして転職活動を行ったほうがよいです。

人気のITコンサルタントの実態と年収は?

ITコンサルタントはやはり高収入

ITコンサルタントとは、顧客企業の経営的な課題の解決をするために、対策の立案・提案やシステム開発・インテグレーションまで、幅広い業務を担当します。やりがいがあり、とても高度なスキルが求められる職種です。
平均年収ですが、Tech総研によると30代前半のITコンサルタントの平均年収は733万円と、決して安くない事が伺えます。またこの仕事を続けていくと一説には生涯賃金は2億5000万円以上という結果が出ています。

なぜITコンサルタントは有望か?

ITエンジニアのヒエラルキーの中で、ITコンサルタントは最上位となります。これは、顧客の経営・業務から問題点をヒヤリングし、対策の立案・提案を行い、実際にプロジェクトを進めているポジションの為です。
ITコンサルタントは、システムインテグレータ(SIer)と呼ばれる企業で必要となります。国内最大手だと、NEC・富士通・日本IBM・日本hp・NTTデータといった企業が挙げられます。これらの企業は元請けとして要件の定義からプロジェクト立ち上げなどを行います。

ITコンサルタントの強みは「成長」

ITコンサルタントは、常に顧客の経営と向き合う事により、常に自身を成長させていける事です。
とにかく今日起こったことが明日には変わっているという現場です。その為、とても現場はハイスピードで、それについていける人が残っていきます。そこに魅力を感じる人が多いようです。

ITコンサルタントに必要な能力

ITコンサルタントは、プロジェクトにおいてまとめ役・牽引役となるリーダー的な役割となります。そのため、プロジェクトに必要となる各種IT技術のほか、多数のエンジニアを統率しまとめる為の協調性、問題解決を行う論理的思考力が問われます。
その他、クライアントやエンジニアと交渉する交渉力やプレゼン能力、長時間の勤務に耐えられる体力・忍耐力といったものも求められます。

ITコンサルタントになるには?

特に明確な規定はないが、資格として以下のような資格を取得すると有利です。
□中小企業診断士
中小企業の経営課題に対する診断・助言を行う専門家
□情報処理技術者試験
情報処理技術者としての「知識・技能」の能力認定試験
また、いきなりコンサルタントになる事は難しく、ある程度SIer等でSEとして下積みあった上でプロジェクトマネージャ等を経験した後に転職される事をおすすめします。

おわりに

ITコンサルタントは、ハイリスク・ハイリターンの仕事であり、全員が目指す事はできない仕事です。しかしリターンの大きさから憧れるエンジニアは多い職種です。

外資系投資銀行の年収と実態

外資系投資銀行とは?

外資系投資銀行は、外資系企業の中で最も平均年収が高い職場として有名です。
採用は中途採用がメインで、MBA取得者や金融専門資格保有、国内・外資の同業界で高い実績を積んだ人など、ごく一部です。
□欧州系
ドイツ証券、バークレイズ、BNPパリバ
□米系
ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー

高給の仕組み

給与は12分割のベースサラリー(給与)と、年1回のボーナスとなっており、ボーナスが年収のほとんどを占めます。
ボーナスは個人の成績と会社の成績を加味したものとなっており、会社の成績と大きく連動します。上手くボーナスが出ると、初任給で1,000万円を超えてしまいます。
一説には、欧州系のフロントオフィスの初任給としてベース750万円、ボーナス300万円といったサラリーだそうです。
ただし、この金額にはヘッドハンティングの対策としての上乗せも含まれており、「ヘッドハント対策しない会社が悪い」というのがこの業界の通説です。

福利厚生は給与に込み

基本的な社会保険は日本と同じですが、家賃補助などの福利厚生は外資系ではありません。すべてサラリーに込みです。

明日クビになってもおかしくない職場。

また、外資系企業では「明日から無職」「出社したらその場でクビ」という事が日常的に起こっており、ストレスの高い状態での職務が続けられています。これは、成果が出ない社員もしくは組織に必要なくなった社員は、即座にクビになるシステムだからです。
もちろんそれらを折り込み済みで高いサラリーを払っている、という事になります。
外資系金融機関では能力があれば短期間で巨額を稼ぐ事もできるので、40歳前後でリタイアされる方もいらっしゃいます。

それでも外資系金融機関に入りたい時

以下の転職エージェントがおすすめです。
外資系につよく、外資系金融機関の求人も多いです。
・JAC Recruitment
・アデコ
外資系金融機関はとても狭い枠であり、外国語が必須な他、MBAといった資格を取得している社員が普通です。日本でも証券会社などで高い成績をあげた人にはチャンスがある業界です。
また、ヘッドハンティングも日常的に行われており、優秀な社員はすぐにヘッドハントされます。

ハイリスク・ハイリターンの職場

良いことも悪いことも織り込んで、それでも魅力的なのが外資系企業、特に投資銀行といった金融機関です。やはり世界を股にかけての仕事というのはとてもやりがいを感じます。